叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

好天


夏の京都行以来、久しぶりの遠出だった。 

JRが発売している秋の乗り放題パスという切符があったから、折角なら遠出をしようと思って江ノ島に行った。

夜勤明けで、一睡もせずに飛び出して来たけれど、道中ぐっすり眠ることが出来たので、存外元気だった。

昼食は5月に来た時に見つけた、京都の新福菜館江ノ島ナイズしたようなラーメン屋で食べた。

その後は、江ノ島の中には入らず、七里ヶ浜駅までの海岸沿いを歩いた。

やはり、海はよろしい。

山しかないところに住んでいて、普段は特に意識しないけれど、広大な海を目の前にすると、心が穏やかになるのを感じる。

ある程度写真が撮れたところで、これまた5月に見つけた横浜のイタリアンレストランで夕食を取る。

その時は時間が遅かったから、常連のおじさんしかいなかったけれど、今日は女子会とカップルで店が埋め尽くされていて、どうにも居心地が悪い。

ローストビーフのサラダとフライドポテト、シーフードジェノベーゼのピザを食べた。

相変わらず塩気が効いていて非常に美味しい。

ひとつ残念だったのは、この前話をしたオーナーの奥さんに忘れられてしまっていたことで、話し掛ければ思い出してくれたかもしれないが、忙しそうだったから止めておいた。

その後はホテルでWi-Fiを最大限活用して、iPhoneのアップデートやらバックアップをした。

2日目は帰り掛けのついでに熱海を訪った。

何を食べるでもなく、何を見物するでもなく、坂をひたすら下って海を眺めた。

今回の旅は好天に恵まれたお陰で常に愉快で、多少無理をして飛び出してきた甲斐があった。

夜勤明けの身体はパフォーマンスが多少悪くはあったけれど、常に万全で臨める旅というものがそうあるものではない。

10月中は秋の乗り放題パスまだ発売されているから、天気さえ良ければまた出掛けたい。

日本全国、何処か晴れているところがあるだろう。