叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

高騰


フィルムの価格がどんどん上がってゆく。


私はフィルムで撮り始めてから半年も経たない新参者だから、フィルムは高いものとして最初から捉えているが、フィルムがまだ安く、湯水のように使えていた時代の人からすれば、もう続けるのが馬鹿らしくなるのだろう。


フィルムを1本使うと、フィルム代に最低1,000円、現像とデータ化に1,500円かかるので、合計2,500円の費用が発生する。


それを月に5本消費すると、ひと月12,500円使う計算になる。


これを1年間続けると、マァ、年間150,000円の出費になるわけで、改めて計算すると愕然としてしまう。


だからといって、またデジタルに戻すつもりが今のところないのは、もう国産のデジタルカメラを使う気がしないからである。


使うとすればライカなのだが、そうなると先立つものが必要になる。


今はそれだけの財力はないから、デジタルのライカを買うために、次の期間工を頑張ろうかな。


その頃には、今のフィルムも使い果たしているかもしれない。


何にせよ、良い趣味を見つけたと思ったのに、とても残念な話である。