東海道線を下る
今日も、殆ど始発のような電車に乗った。旅に出ている時は、時間を無駄にしたくない。
と云いつつも、電車の中ではずっと眠っているのだから、旅情を味わっているというのも当たらないのである。
せめて車窓からの写真だけでも撮ってみる。
鳥羽までゆく
このまま帰ろうかとも思ったが、次に旅に出るとき、好天に恵まれるとは限らない。どうせ交通費の追加はないのだから、体の心配よりも天気の心配をしようと思って、鳥羽まで足を伸ばした。
ただ、交通費の追加がないというのは誤りだったようで、河原田から津の間は、伊勢鉄道という第3セクターが運営しているため、青春18切符が無効だった。
片道、520円を大人しくお支払いする。
鳥羽も、もう何度目だろか。
いつものお店で貝と清酒をいただくが、写真も撮らない。
静かで、とても良いところなのだが、少し遠いのが玉に瑕だ。
見知ったところであっても、夕暮れ時というのはやはり素晴らしい。
帰りは良い気分で、これまた車窓からの眺めを写真に撮りながら帰った。
晴れ間を探して
来週も出掛ける。青春18切符を、なんとしても使い切らねばならぬからだ。
ここまで有効活用されては、JRも商売上がったりだろう。
それに、生産が少しずつ戻ってきて、土曜日の出勤が復活してきたから、来週の連休が9月で最初で最後のものになる。
泊まりがけの旅は、暫くの間お預けになってしまうから、行ける時に行っておかねばならぬ。
日本中で雨が降っているということはあまりないから、また好天を探して、どこへ行こう。