叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

日常に戻る、戻りたくない

鬼滅の刃を読んだ

昨日宿泊したのは【公式】Hotel M Matsumoto(ホテル エム マツモト) | 松本駅すぐのビジネスホテルさん。


カプセルタイプのホテルだが、大浴場もあって、眠るだけなら何の問題もない。


それどころか、オープンスペースには漫画コーナーがあり、そこには今話題の鬼滅の刃が全巻揃っていた。


古本屋で読もうにも置いていないし、全巻セットなどは一部プレミア価格が付いているので、買う気も起こらなかったので、これ幸いと一気読みした。


そのお陰で、だいぶゆっくりした朝になってしまったのだけれど。



諏訪湖へゆく

そのまま帰ってしまうとどうにも締まりが悪いと思って、諏訪湖まで来てみた。


初夏の陽気、家族連れ、カップル、友人同士の中に、おぢさんになりそうな若者がひとり。


人生を誤ったとは思っていないけれど、もう少し、うまくやれなかったのかという後悔のようなものは、常に心の中にあるような気がする。


友人はどしどし結婚して夫という属性を得て、Facebookをみれば子が生まれて、父という属性まで手に入れて。


失われた10年


そんなことを考えてしまう。




うなぎ古畑で昼食

朝ごはんを食べていなかったのでとてもお腹が空いていた。


また蕎麦かなぁと思いながら歩いていると、香ばしい香りが漂ってくる。


あぁ、だめだ、この思わず笑ってしまう芳しい香りは、でもだめだ、予算オーバーだという思考は刹那に消えてしまって、気がつけばうなぎ古畑さんの座敷に座っていた。 


こんなことが出来るのもひとりみの妙味か、と自らを慰めながら鰻重とビールをいただく。


焼きは関東風で蒸しの工程が入っており、鹿児島でいつも食べていたものと同じく身はふんわりしているが、味付けは至極あっさり。


これを食べなれている人からすれば、鹿児島の蒲焼はべたべた、ぎとぎに感じるだろう。


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襲いくる日常

やっぱり、電車の旅はいいなぁ。


特にローカル線、地元の人しか乗らないようなところであれば、ずぅと座って、本を読んだり、スマートフォンをいじったり、好きなことを思う存分愉しめる。


お酒を飲むことも自在だ。


さて、また明日から日常がやってくる。


そういえば、金曜日が非稼動になるかもしれないという噂も聞こえてきているが、そうなるといよいよお給料が心配になる。


いくら時間があっても、お金がなければ旅は出来ない。


何事もいい塩梅に、とはいかない人生だね。



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